Monthly Archives: December 2011

被災地のクリスマス

東松島市:復興計画
※復興関連のトピックは、上記に移行されました。

・募 集『仮設住宅ネーミング募集!
・支援案『仮設住宅、談話室にDVDを贈ろう!


◇被災地のクリスマス
12.27[被災地にメッセージ クリスマスカード、沖縄市の子ら
12.26[クリスマスに被災地へ笑顔とプレゼントを届ける
12.25[中田英寿、被災地にクリスマスプレゼント「楽しみの共有が大事」
12.24[被災地思う聖夜 東北の子らにプレゼント…「絆」イベント多数

12月24、25日、被災各地でクリスマスイベントが行われた。
福島県いわき市では、30キロ圏内から避難されてる方に、
「復興市」と名付けられた、クリスマスバザーが催されたようだ。

パオ広場Blog 『復興市を開催しました。
もの凄い数のサンタが訪れていた。

以前、パオ広場に贈られたアニメグッズに続いて、
パオ広場
パオ広場Blogより

クリスマス・イヴには東松島上下堤応急仮設住宅に、
某アニメのDVDが届いたとのことだ。
中には、(珍)怪盗キッドの謎解きカード入り。

回答者10人の中で、謎解きが解けた子には、
更にプレゼントがあったとのことだ。
「楽しい一日でした」と、連絡を頂いた。

上下堤

『種花 TANEHANA』では、
仮設住宅、談話室にDVDを贈ろう!
という、試みを提案している。

東北の冬は寒い。
また、不慣れな土地での越冬は、
コミュニケーションも不可欠になる。
子供たちが、談話室に集まり、お年寄りが集まり、
長屋のような付き合いが出来れば、
懸念されていた、「孤独死問題」なども、回避出来る。
また、特定仮設住宅を本拠地にして、
他の仮設住宅とも、作品を通じた交流が出来れば、
一度は、津波で瓦解したコミュニケーションも、
再び、再生に向かうに違いない。

上下堤仮設住宅は、55戸と小規模ながら、
自治会が、活発に機能している。
住民が率先して、エレクトーン教室やパソコン教室を開催したり、
空室をゲストルームにして、
ボランティア団体等の、宿泊施設として利用して貰っていらしい。

こうした自治機能が充実してくると、
住民たちにも活気が溢れる。
松島湾のワカメ販売プロジェクト
が、稼働しているとのことで、
出荷の春までに、何か形になると、
経済自体も循環して、本当の意味での、
復興の第一歩が、生まれるに違いない。

目下、
「此処の上下堤自治区と仲が良く成れば成るほど
自治区から仮設住宅と呼ぶのが辛いので
何か良いネーミング考えてくれと言われ、
同様に何か良いネーミング在りましたらそれも宜しくです」
と、依頼を受けている。

左記にて、募集中 ◇仮設住宅ネーミング募集!
寒い冬を、温かい気持ちで、乗り越えて欲しいモノだ。

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初積雪

東松島で初積雪。
去る12月16日のことである。

初積雪

この日の気温は、

平均 4.0°C
最低 0.4°C
最高 7.9°C

積雪量は、1cm だった。
仮設住宅での越冬が、いよいよ本番を迎えそうだ。

初積雪 初積雪

宮城県の仮設住宅は、新潟中越地震等の教訓から、
結露対策として、通風口などが設けられたようだが、
逆に、暖房機能を損なう可能性も指摘されており、
実質的な問題が、今後現れて来るかも知れない。

真冬の、ご高齢者の、仮設住宅での暮らしは辛い。
その為に、各ボランティア団体が、
炊き出しや上映会などの、様々な試みを行なっている。

NPOクロスアーツDE? 表現の寄付 が12月3日に行った、
『東北モバイルシアター』は、55世帯の仮設住宅で、
参加者20名にも及ぶ、大成功だったようだ。

東北モバイルシアター

この「モバイルシアター」の優れているところは、
各仮設団地にある集会場(談話室)に、
直接、おもむいて、映画を上映することにある。
大きな公民館等で上映会を開催しても、
ご高齢者は、なかなか足を運べないという欠点がある。
移動式の上映は、この問題を容易に解決出来た。

更に、近隣住民とのコミュニケーションを潤滑にする。
と、いう更に大きな利点がある。
仮設住宅に住む方々の多くは、同じ東松島といえども、
今まで、全く別の地域で暮らしていた人ばかりである。
少なからず、助け合いの必要な仮設住宅の生活で、
隣人を知らないことは、生活の上で大きな弊害となる。
「炊き出し」等は、各家庭に持ち帰って食すケースが多く、
イベント的な効果はあっても、
コミュニケーションの形成にまでは、至らないケースが多い。
その点、映画の上映中、同じ場所で時を過ごすことは、
大変なメリットになると考えられる。

上映会

12月3日、上映されたのは、山田洋次監督の『フーテンの寅さん』だった。
これが、非常に好評で、会に参加された93歳のお婆ちゃんは、
涙を流して、喜んで下さったそうである。

上映会 上映会

会場を訪れた子供たちと接することも、
ご高齢者には、大きな楽しみとなったであろう。

今後、寒さは一層厳しくなる。
更に、積雪となれば、外出も不便だ。
仮設住宅に、助け合いのコミュニケーションが根付くまで、
このような試みは、必要となる。