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仙石線

News 仙石線

野蒜駅からもっとも近い野蒜海岸、ファミリーで楽しめる、蛤浜、水のきれいな月浜、
大浜、室浜と東松島市には5つの海水浴場があります。

野蒜海岸

Click! 野蒜海水浴場

これは、東松島市観光物産協会のHPにある、海水浴場の紹介文である。
松島は日本三景のひとつであるだけでなく、
宮城県有数のレクリエーション・スポットでもあった。
特に、野蒜海岸は波のうねりも高く、絶好のサーフスポットだったという。

野蒜海水浴場

Click! 東松島タウンガイド

しかし、野蒜海岸の最寄り駅である野蒜駅は、津波で甚大な被害を受けた。[野蒜駅
野蒜駅を通るJR仙石線は仙台と石巻を結ぶ、地元住民の大切な“足”だった。
その“足”が、完全に奪われてしまった。
津波被害を受けて、L字型に脱線した車両をニュースで目にした方も多いだろう。

 
震災の瞬間、列車は“東名-野蒜”付近を運行していた。
万一、列車が止まって踏み切りを遮っていたら、海側に居た人たちは、
逃げる術を、完全に失っていただろう。
更に、多くの被害者を出していたに違いない。

仙石線路線図

2011年9月28日現在、未だ“東名-野蒜”間は不通となっており、
その区間は、振替バスが運行している。
震災後、津波被害に遭った野蒜駅は、更に山側へ300メートル移設される、
計画で調整が進んでいる。

・河北新報[仙石線・東名―野蒜間、内陸移設 JRと沿線自治体が調整

野蒜駅から津波到達地点まで、直線距離で約400メートル
300メートルで、安全が確保できるか、疑問が残るところだ。
しかし、更に安全な山側に駅を作る場合、山を切り開く大工事となる。
問題は、それだけではない。

野蒜駅周辺地図
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仙石線は、陸前山下駅 – 石巻港駅間で日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物支線も持つ。
無論、貨物線も多大な被害を受けた。

このビデオは、石巻製紙工場付近の映像だが、
コンテナや駅が壊滅している様子が判る。[復興の兆候

 
地域経済の復興を考えれば、早急な路線の復旧が求められる。
仙石線は、地域の“足”であるダケでなく、
被災地経済の、重要な生命線となっているのだ。

・朝日新聞[日本の経済支えるローカル貨物 傷だらけの復興

被災地の工場が次々と復旧し、稼働を始めている。
作られた製品を運ぶには、路線の開通が不可欠である。
仙石線の、いち早い復旧が望まれている。


震災当時のニュース映像


SLIDESHOW
SLIDESHOW

復興の兆候

日本製紙は本日16日、石巻工場で、
一部操業を再開したと発表した。
・時事通信社[石巻工場、半年ぶり再開=日本製紙
・日本製紙HP[石巻工場で8号抄紙機の運転を再開

この映像は、2011年3月26日に撮影されたモノである。
石巻工場が、見るも無残に崩壊している様子が判る。

日本製紙:石巻工場

業界大手 日本製紙グループは、
東北に三つの主要工場を持ち(宮城2・福島1)、震災被害は甚大であった。
特に、石巻工場の崩壊は、地元のみならず、出版業界全体にも影響を及ぼした。

石巻工場の操業再開は、復興の意味でも非常に大きい。
日本製紙は、工場の自家発電設備をフル稼働させ、
東京電力・東北電力に、電力を供給していた他、
石巻工場においては、広域石巻圏(石巻市、東松島市、女川市)の、
震災瓦礫をボイラーで焼却し、その火力で発電された電気は、
東北電力に送電されている。
最大4万キロワット(一般家庭約10万世帯相当)
の供給を、目標としているという。

将に、石巻工場は、地元復興のシンボル的存在なのだ。
操業が本格化すれば、雇用増加の一助にもなるであろう。

日本製紙 石巻工場
詳細地図 Google Map Click!

日本製紙が発表した、石巻工場復旧のプレスリリースがある。
・[日本製紙 石巻工場の復旧について
有言実行。発表通りに工場を復旧させた。
同時期、東京電力も原発復旧のプレスリリースを発表している。
・[「福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋」の進捗状況について

東電の発表が工程通りに進めば、
日本の未来は、更に明るく照らされるに違いない。