宮城県は女川から、サンマが届いた。
女川は国内でも有数の水揚げ高を誇る、サンマの宝庫だが。
昨年は、震災の影響もあって、水揚げが落ち込んだ。
しかし、今年は上々の水揚げの様だ。
・『水揚げ震災前超え 宮城・女川魚市場「復興へ励み」』(河北新報)
上下堤地区に住む方が、
仮設の御土産市場に出向いた所、
大きさも太さも、申し分なかったので、
急遽、我々にも送ってくれたのだそうだ。
刺身で食べれる鮮度ということで、
早速、解体して、生姜醤油で頂いた。
更に、丸々一本、塩焼きにしたり、
オリーブオイルで、洋風のアレンジをしたりと、
サンマづくしを存分に、楽しむことが出来た。
地元、女川では震災前、
五艘あったサンマ漁船だが、今年は二艘で操業。
恒例の「おながわ秋刀魚祭り」も、
一週間遅れで、執り行われたそうだが、
復興のシンボルとなるサンマに、地元はわいたようだ。
未だ、数々の問題を抱える被災地だが、
一刻も早く、元の生活に戻れるよう、祈るばかりである。